福島9Rの栗子特別(3歳以上500万下・芝1800m)は、7番人気
ヴァンデミエール(柴田未崎騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分48秒2。5馬身差の2着に3番人気
ムードスウィングスが、アタマ差の3着に6番人気
サンアグライアがそれぞれ入線。
ヴァンデミエールは美浦・畠山重則厩舎の3歳牝馬で、
父アサクサデンエン、
母マイネアクティース(母の
父タマモクロス)。通算成績は16戦2勝となった。
レース後のコメント
1着
ヴァンデミエール 柴田未崎騎手
「たくさんの人に応援していただきましたが、これまで結果を出せませんでした。やっとという感じで、ここまで長かったです。
柴田大知騎手には『おめでとう』といわれ、『ありがとう』と答えました。(どこで勝ったと思ったかという質問については)全然わかりませんでした。今後も一頭一頭大事に乗って、長く騎手を続けられるようにがんばりたいです」
2着
ムードスウィングス M.エス
ポジート騎手
「調教で乗ったときから彼女のことが好きになりました。勝った馬は力がひとつ上でしたが、この馬も力をすべて出してくれたと思います。いい馬ですよ。将来がすごく楽しみですし、広いコースの競馬場ではさらに力を発揮できるでしょう」
3着
サンアグライア 江田照男騎手「スタートでは躓きましたが、それでもいいやと思っていました。向正面からは馬場のいいところを上がっていきました。いいレースをしてくれたと思います」
4着
イントロダクション 鈴木伸尋調教師
「外々を回ってしまい、馬群の中に入ることができなかったとジョッキーは言っていました。外々を回ると集中力が切れてしまう馬なので、今日は流れが向きませんでした」
5着
トゥールモンド 杉原誠人騎手「ゲートの中で体の重心が偏るところがあると聞いていましたが、今日はそれを見せませんでした。上手に競馬をしてくれました」
6着
ウェルテクス 石橋脩騎手「最終週の馬場は、前に行く馬にとってきつかったです。勝った馬が通ったコースもとれないですし......。そつなく乗ったのですが、コース取りは難しいですね」
ラジオNIKKEI