初の直線競馬となる
シャイニーホーク。「すごくダッシュ力があるし、コーナーがないコースは向くと思う。これまでと違った条件で新味を出してほしい」と橋口師は期待を寄せる。1週前追い切りは栗東坂路で4F51秒2-12秒8(一杯)。最後まで集中力を切らさずにしっかりと伸びて気配は確実に上向いている。「ここのところ成績は悪いけど、道悪なども影響していたからね。状態自体は悪くない」。昨年3月の
六甲S(1着)以来、掲示板には載れていないが、条件変わりがプラスに働けば、上位争いに加わることは可能だ。
当舞台3勝の実績を誇る
アンゲネーム。昇級初戦の前走・韋駄天Sこそ5着に敗れたが、不利とされる最内枠を引いたことが大きな敗因。0秒5差の5着なら及第点の内容だ。前走後はここを目標に好仕上がり。美浦坂路の1週前追い切りでは、活気あふれる動きで4F55秒2-13秒8(一杯)をマーク。出来は高いレベルで安定している。「前走は(最内枠だったため)馬場のいいところへ出せなかった。コンディションのいい開幕週の馬場ならこの馬の走りができるはず」と和田道師。続けて「前走の上位2頭は強いが、少しでも差を詰められれば」と上位食い込みをもくろむ。
提供:デイリースポーツ