8月2日(土)、3日(日)に新潟競馬場で行われる新馬戦でデビューする2頭をピックアップして、関係者に話を聞いた。
8月2日(土)新潟5R 芝1400m
マンゴジェリー(牡2・美浦・
田島俊明厩舎/
父ネオユニヴァース 母ランペルティーザ 母
父トワイニング)
半兄に
小倉2歳S(GIII)3着、
京王杯2歳S(GIII)3着の
ラブリープラネット(牡3・
父ダイワメジャー)
田島調教師
「およそ1か月半前に入厩して、ゲート試験もスムーズに合格し、速いところも順調にこなしています。動きも良いですね。鳴いてみたり、馬っ気を出してみたり、走っている時に耳を絞ってみたりと、まだヤンチャな面がありますが、実戦でそのあたりがスムーズに行って、良い流れでレースが運べればと思います。兄も2歳のうちから走っていますし、この馬も体の仕上がりに関しては早くから走れそうな感じです。
先週の福島の1800mを戸崎騎手で予定していましたが、除外になって1週延びました。体が太かったり、細かったりという問題もありませんし、1週延びた影響はないですね。先週の新馬は1800mと1200mの2鞍ありましたが、1200mよりは1800mの方が良さそうということで選択しました。今週は1400mと1600mがありますが、この2つの距離ならどちらでもさほど差はないですし、ちょうどエス
ポジート騎手が乗れるということもあり、1400mにしました。馬体重は450キロくらいですが、動きに関しては申し分ありませんし、期待しています」
担当の竹原啓二調教助手。
「気性は結構、キツいですよ。馬っけもありますしね。負けん気も強いですよ。オープンに行っても不思議ではないくらいの良い背中をしていますから、楽しみですね」
8月3日(日)新潟5R 芝1600m
サルバドールガロ(牡2・美浦・
尾形和幸厩舎/
父スウィフトカレント 母リンデンルレーブ 母
父ノーザンテースト)
祖母に
エリザベス女王杯(GI)に優勝した
リンデンリリー、叔母に
フィリーズレビュー(GII)勝ちの
ヤマカツリリーがいる。
尾形調教師
「先週、今週と結構動いていますね。トビがきれいな走りをしますし、スパッと切れるというよりは、長く良い脚を使うタイプです。
アクセルの踏みどころ一つでしょうね。ゲートの出は普通ですが、ゲート内で特に問題もありません。気性は素直で大人しいですし、賢くて人間を手こずらせることもないですよ。馬体重は430キロくらいなので、もう少し実が入ってくると、もっと良くなると思います」(取材・写真:佐々木祥恵)