功労馬として静内種馬場で繋養されていた
ロドリゴデトリアーノの死亡が、公益社団法人日本軽種馬協会から発表された。詳細は以下の通り。。
静内種馬場で功労馬として繋養されていた
ロドリゴデトリアーノ(牡25歳
父:エルグランセニョール 母:ホット
プリンセス)は、7月中旬に肺炎を発症して治療を行っていたが、8月5日(火)午前10時30分、肺炎による呼吸不全のため死亡した。
ロドリゴデトリアーノは、1992年の英愛2000ギニー制覇などGI・5勝の欧州
最優秀3歳牡馬チャンピオンで、現役引退後1993年から静内種馬場で供用を開始。1997年、1998年には日本軽種馬協会所有種牡馬としては初めてのシャトル種牡馬となった。2013年に七戸種馬場での供用を最後に種牡馬を引退し、静内種馬場で功労馬として余生を送っていた。
主な産駒は1998年の
オークス(GI)など重賞4勝を挙げた
エリモエクセル、2008年の
毎日王冠(GII)などを制した
スーパーホーネット、2001年の
ダイヤモンドステークス(GIII)優勝の
イブキヤマノオー、2001年の
京都牝馬ステークス(GIII)優勝の
グレイスナムラ、2001年の
福島記念(GIII)優勝の
ミヤギロドリゴ、1999年の札幌3歳ステークス(GIII)優勝の
マイネルコンドルなど。
<中西場長のコメント>
これからは功労馬としてゆっくりと余生を送り、少しでも長生きしてほしいと思っていたのでとても残念です。JBBA初のシャトル種牡馬としてニュージーランドへ空輸したことなどが思い出されます。種牡馬として
オークス馬や重賞勝ち馬を送り出し、日本の生産界に貢献してくれました。本当にお疲れ様でした。
(
JRA発表のリリースによる)
ラジオNIKKEI