ノースショアビーチは大きなフットワークで、美浦坂路を駆け抜けた。活気みなぎる走りで4F53秒7-39秒0-13秒0をマークした。
3走前の500万下、2走前の青竜Sともに逃げ切り勝ち。単騎逃げの形になれば、ゴール前での粘りが違う。前走の
ジャパンダートダービーは4着に敗れたが、2番手からの競馬で持ち味が生きなかった。今回は好スタートを決めてハナを奪いたい。
「どちらかと言えば左回りの方がいいタイプ。時計のかかるダートも歓迎だし、あとは乗り慣れたジョッキーに任せるだけだ」。
田中剛師はデビュー以来コンビを組み続ける村田の手綱さばきに大きな期待をかけている。
スピナッチは川須が騎乗し、栗東CWで
ショウナンパンドラ(3歳500万下)に0秒2先着。6F84秒7-38秒6-11秒8をマークした。「放牧先から帰厩後も順調。ケイコをやるたびに良くなっています」と高野師は満足そう。ダート転向後は4戦3勝。「自在性はあるし、この強いメンバーでも、と思っています」と一発へ虎視たんたんだ。
提供:デイリースポーツ