17日、新潟競馬場で
関屋記念(3歳上・GIII・芝1600m)が行われ、一団となった馬群の外でレースを進めた
田辺裕信騎手騎乗の4番人気
クラレント(牡5、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、直線で先行各馬を捕らえ、好位から脚を伸ばした1番人気
ダノンシャーク(牡6、栗東・
大久保龍志厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒5(稍重)。
さらに3/4馬身差の3着には、スタートで遅れながらも直線で馬群を捌いて上がってきた6番人気
サトノギャラント(牡5、美浦・
藤沢和雄厩舎)が入った。なお、3番人気
エキストラエンド(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)はスタートで大きく出遅れてしまい9着、2番人気
マジェスティハーツ(牡4、栗東・松永昌博厩舎)は12着に終わった。
勝った
クラレントは、
父ダンスインザダーク、
母エリモピクシー、
その父ダンシングブレーヴという血統。2013年の
エプソムCを制してから、GII・GIIIで堅実な争いをするものの勝ち星を挙げられなかったが、ここで約1年2ヶ月ぶりの勝利を果たした。重賞は通算5勝目。
【勝ち馬プロフィール】
◆
クラレント(牡5)
騎手:
田辺裕信厩舎:栗東・橋口弘次郎
父:ダンスインザダーク母:エリモピクシー母父:ダンシングブレーヴ馬主:前田晋二
生産者:ノースヒルズマネジメント
通算成績:22戦6勝(重賞5勝)
主な勝ち鞍:2013年
エプソムC(GIII)
【勝利ジョッキー・
田辺裕信騎手のコメント】
新潟で重賞勝てたのは初めてでしたし、力のある馬を勝ちに導くことができて良かったです。
馬場状態を気にする馬だということは先生から聞いていましたが、競馬に対しての指示は出ていなかったので、過去のレースを参考にしながら折り合い面を大事にして乗りました。直線の手応えはバッチリで、
ダノンシャークに追いつく脚も思った以上だったので、これならいけるかなと思いました。