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クラレントが差し切り、約1年2ヶ月ぶりの勝利&重賞制覇/関屋記念

  • 2014年08月17日(日) 17時21分
 17日、新潟競馬場で関屋記念(3歳上・GIII・芝1600m)が行われ、一団となった馬群の外でレースを進めた田辺裕信騎手騎乗の4番人気クラレント(牡5、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、直線で先行各馬を捕らえ、好位から脚を伸ばした1番人気ダノンシャーク(牡6、栗東・大久保龍志厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒5(稍重)。

 さらに3/4馬身差の3着には、スタートで遅れながらも直線で馬群を捌いて上がってきた6番人気サトノギャラント(牡5、美浦・藤沢和雄厩舎)が入った。なお、3番人気エキストラエンド(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)はスタートで大きく出遅れてしまい9着、2番人気マジェスティハーツ(牡4、栗東・松永昌博厩舎)は12着に終わった。

 勝ったクラレントは、父ダンスインザダーク母エリモピクシーその父ダンシングブレーヴという血統。2013年のエプソムCを制してから、GII・GIIIで堅実な争いをするものの勝ち星を挙げられなかったが、ここで約1年2ヶ月ぶりの勝利を果たした。重賞は通算5勝目。

【勝ち馬プロフィール】
クラレント(牡5)
騎手:田辺裕信
厩舎:栗東・橋口弘次郎
父:ダンスインザダーク
母:エリモピクシー
母父:ダンシングブレーヴ
馬主:前田晋二
生産者:ノースヒルズマネジメント
通算成績:22戦6勝(重賞5勝)
主な勝ち鞍:2013年エプソムC(GIII)

【勝利ジョッキー・田辺裕信騎手のコメント】
 新潟で重賞勝てたのは初めてでしたし、力のある馬を勝ちに導くことができて良かったです。

 馬場状態を気にする馬だということは先生から聞いていましたが、競馬に対しての指示は出ていなかったので、過去のレースを参考にしながら折り合い面を大事にして乗りました。直線の手応えはバッチリで、ダノンシャークに追いつく脚も思った以上だったので、これならいけるかなと思いました。

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