悪路にも負けずに楽々と逃げ切った。圧倒的な1番人気に支持された
ミッキーユニバース(牡、
父ネオユニヴァース、美浦・藤沢和)が1分48秒8のタイムで完勝。2番手に10番人気
ラインレジェンド(4着)を従えてハナへ。2頭が後続を離して直線を迎えると、最後までリードを守ったままでフィニッシュ。
母レディオブチャドは99年のマルセルブサック賞・仏GIを制覇。異父姉
ジュエルオブナイルは09年の
小倉2歳Sを制している。2着は08年の
エリザベス女王杯馬
リトルアマポーラの子で3番人気の
エバーハーモニー。直線ではしっかりと伸びたが、勝ち馬には3馬身差をつけられた。さらに3馬身半差の3着は4番人気の
マイネルフレッチャだった。
アヴニールマルシェ、
カービングパスに続く勝利で今年の2歳戦は3戦3勝。藤沢和厩舎の勢いが止まらない。「スタートを上手に出てくれたし、ほかに行く馬もいなかったので。道中で物見をしていたところはあったが、最後まで冷静に走ってくれた」と北村宏は振り返った。次走は
札幌2歳S(9月6日・札幌、芝1800m)を予定している。
提供:デイリースポーツ