鮮やかな完封劇だ。小倉11R・
阿蘇S(ダート1700m)は2番人気の
メイショウコロンボ(栗東・角田)が終始ハナを譲らずに、1分43秒0のタイムで楽に逃げ切った。半馬身差の2着は5番人気の
タイムズアロー、さらに鼻差の3着には6番人気の
ケイアイレオーネが入った。なお、1番人気の
トウシンイーグルは直線で伸びを欠いて9着に敗れた。
全神経を研ぎ澄ましていた。課題のスタートを決めて、
メイショウコロンボが大外枠からマイペースの逃げで追撃を封じた。1月の
初夢Sでは同じ大外(15)番枠で発馬直後に落馬するアク
シデント。武幸は「1歩目に集中していた。前に脚が出ないことがあるし、そこだけに気を使った。あとはうまくいったね。馬の出来も良かった」と納得の表情を見せた。角田師も「5歳になって体質も強くなってきたね」と成長を実感する。今後は放牧へ。秋はさらなる上のステージを目指す。
提供:デイリースポーツ