出走予定馬のうち唯一2勝を挙げている
ダリア賞の勝ち馬
ワキノヒビキも坂路調教組の第1グループで単走(一頭)での調整。馬なりで最後の2ハロンを12秒台と好調ぶりを印象づけた。
調教後の関係者のコメントは以下の通り。
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ワキノヒビキ(今井一雄調教助手)
◎
ダリア賞を振り返ってください。
前回のレースは左回りのレースということで少し心配したのですが、終わってみれば後方から行って一気の競馬をしてくれましたのであらためて能力を再確認できました。
◎初戦は14着でしたが?
入厩当初から能力は感じていたのですが、初戦は不良馬場がこたえて思ったような競馬ができなかったんですけど、2戦目3戦目と強い競馬をしてくれたのであらためて能力のある馬だと確認できました。
◎前回のレース後は疲れはありませんでしたか?
そんなに疲れはなくずっと順調に乗り込んでいますので。今は疲れもなく順調だと思います。
◎今朝の坂路での調整はどうだったでしょうか?
今日はジョッキー(黒岩騎手)に乗ってもらって、先生(清水調教師)からは「しまいだけ」という指示だったのですが、馬場の悪い中でしまいもしっかり動きましたし、上がってきたジョッキーからも「状態はいい」と言われましたので楽しみです。
◎手応えはつかめていますか?
いい状態で送り出せます。
◎今回は距離が200メートル伸びて1600メートルとなりますが?
距離に関しては全く心配していません。前回の競馬のようにいい競馬をしてくれればと思います。
◎唯一の2勝馬ですが、最初から期待は大きかったのでしょうか?
入ってきた時から2歳馬としてはどっしりしていていい馬体をしていましたので、能力は感じていました。
◎どんな性格の馬ですか?
ふだんはおっとりしていて変なことはしないのですが、競馬に行くと気合が入って、オンとオフの切り替えがしっかりできている馬です。
◎今回はどんなレースを期待されますが?
前回同様後ろからレースをすると思うんですけど、最後の直線で大外から一気に来て、また前回のような競馬をしてもらいたいですね。
◎これから先はどう育って欲しいですか?
新潟2歳ステークスは出世レースと言われていますので、ここを
ステップに来年に大きなレースを狙えるようなレースをしてもらいたいですね。
(取材:佐藤泉)
ラジオNIKKEI