30日、新潟競馬場で
新潟ジャンプS(3歳上・JGIII・障害3250m)が行われ、好位の外でレースを進め、2周目向正面で仕掛けた北沢伸也騎手騎乗の1番人気
エーシンホワイティ(牡7、栗東・松元茂樹厩舎)が、直線の最終障害をクリアしてから一気に後続を突き放し、2着の4番人気
ヤマカツハクリュウ(牡7、栗東・松田博資厩舎)に10馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分32秒2(良)。
さらにクビ差の3着に8番人気
ホッコーゼニト(牡5、栗東・西浦勝一厩舎)が入った。なお、2番人気
メイショウヨウドウ(セ6、栗東・池添兼雄厩舎)は4着、3番人気
ネオレボルーション(セ8、美浦・
藤沢和雄厩舎)は8着に終わった。また、13番人気
ピカピカテッタ(牡7、美浦・
天間昭一厩舎)は競走を中止した。完走は12頭。
勝った
エーシンホワイティは、
父サクラバクシンオー、
母ライジングサンデー、
その父サンデーサイレンスという血統。障害入り3戦目の未勝利戦から3連勝で重賞タイトルを手にした。また、同馬は2010年に
ファルコンSを制しており、平地・障害双方の重賞勝ちホースとなった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
エーシンホワイティ(牡7)
騎手:北沢伸也
厩舎:栗東・松元茂樹
父:サクラバクシンオー母:ライジングサンデー母父:サンデーサイレンス馬主:栄進堂
生産者:千代田牧場
通算成績:36戦8勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2010年
ファルコンS(GIII)
【勝利ジョッキー・北沢伸也騎手のコメント】
前走の中京(障害オープン)を勝った時点でここを獲れると確信していましたので、その通りになって良かったです。いつもよりペースは遅かったのですが、掛かることもなくマイペースで行けました。3コーナーで難波君(
ホッコーゼニト)に来られた時は早いよと思ったのですが、力でねじ伏せてくれましたね。成長ぶりが著しいです。
GIIIを獲れましたので、次は東京のGIIというように一つずつ着実に
ステップアップしていければと思います。