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秋競馬を見据える上で重要なメンバー構成/新潟記念の見どころ

  • 2014年09月01日(月) 12時00分
 秋の路線を決定する意味や、サマー2000シリーズの最終戦としても盛り上がりそうな新潟記念。今年はGI級とは現時点で言い辛いが、先々はその路線に移していきたいメンバーが揃った感。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■9/7(日) 新潟記念(3歳上・GIII・新潟芝2000m)

 マーティンボロ(牡5、栗東・友道康夫厩舎)は中日新聞杯で重賞初制覇。前走稍重の小倉記念で強力メンバーの2着と好走と、ディープインパクト産駒の割に時計の掛かる馬場が合うタイプ。今の新潟は、本コースとしては時計が掛かる方だし、ある程度のパワーやスタミナといった要素も求められるだけに、長く脚を使えるこの馬にとってはピッタリの条件。今回も上位争い必至だろう。

 ユールシンギング(牡4、美浦・勢司和浩厩舎)は3歳秋から一気に良化して、500万下から連勝でセントライト記念を制覇。菊花賞はさすがに結果が出なかったが、適条件の前走では見事重賞2勝目を達成した。同条件のここは、重賞3勝目が期待される場面。

 アドマイヤタイシ(牡7、栗東・橋田満厩舎)はこれまで重賞2着が6回。前走の函館記念は惨敗したが、これは先行勢が残れない展開となったのが原因だろう。昨年の新潟大賞典で2着に入っているようにコース相性は悪くないし、そろそろタイトルに手が届いても。

 その他、スピード上位のメイショウナルト(セ6、栗東・武田博厩舎)、堅実に走れるようになってきたニューダイナスティ(牡5、栗東・石坂正厩舎)、着実に力を付け条件が合いそうなクランモンタナ(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)、海外遠征後調子を崩し掛けていたがここにきて復調ムードのステラウインド(牡5、美浦・尾関知人厩舎)辺りも上位争いの圏内。発走は15時45分。

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