先手を奪った2番人気の
ストロングトリトン(牡、
父ゴールドアリュール、美浦・鹿戸)が勝負どころで一気に後続を突き放すと、直線入り口では早くもセーフティーリード。1分55秒2の勝ちタイムで楽々と逃げ切り、デビュー戦を勝利で飾った。4馬身差の2着は8番人気の
ラインフェルス、さらに5馬身差の3着には11番人気の
タイセイエナジー。なお、中団を進んだ1番人気
タピゴンは、いったんは2番手に上がったものの直線半ばで失速。2、3着馬に相次いでかわされ4着に終わった。
「まだ歩様がはまってこない感じ。それで勝つのだから、いいモノがありますよ」と三浦は能力の高さを口にする。「ダート馬って感じですよね」。父と同様に砂路線で素質開花を狙っていくことになりそうだ。
提供:デイリースポーツ