現地時間14日、フランス・ロンシャン競馬場で行われたニエル賞(3歳・GII・芝2400m・8頭・1着賞金74,100ユーロ)は、道中最後方に待機していたG.ブノワ騎手騎乗のエクトー(牡3、仏・E.
ルルーシュ厩舎)が、直線に入って早々に各馬を交わして先頭に立ち、そのまま後続の追撃を退けて優勝した。勝ちタイムは2分26秒36(馬場状態Good)。
クビ差の2着には後方2番手から差を詰めたテレテキスト(牡3、仏・P.バリー厩舎)、さらに1.1/4馬身差の3着にはアデレード(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が入った。
勝ったエクトーは、
父Hurricane Run、
母Tonnara、
その父Linamixという血統。昨年のクリテリウム・アンテルナシオナル(仏GI)など、これまでは1600m以下の距離で使われていたが、ここで見事距離を克服して見せた。
【勝ち馬プロフィール】
◆エクトー(牡3)
騎手:G.ブノワ
厩舎:仏・E.
ルルーシュ父:Hurricane Run母:Tonnara母父:Linamix通算成績:7戦6勝(重賞4勝)