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皐月賞馬イスラボニータが始動/セントライト記念の見どころ

  • 2014年09月15日(月) 17時45分
 皐月賞イスラボニータがここから始動する。キッチリと結果を出して続くGI戦線に弾みをつけることができるか。また、今年は同馬の他にも、皐月賞2着のトゥザワールド日本ダービー3着のマイネルフロスト、GII勝ちのハギノハイブリッドショウナンラグーンなど、例年に比べメンバーが揃った。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■9/21(日) セントライト記念(3歳・GII・新潟芝2200m)

 イスラボニータ(牡3、美浦・栗田博憲厩舎)は皐月賞を制し、日本ダービーでも2着に入線。このメンバーでは実績が抜けている。新潟コースは昨年の新潟2歳Sハープスターに敗れているが、適性自体は全く問題ないだろう。ここはまず勝ち負けに持ち込まなければならない存在と言える。

 トゥザワールド(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)は皐月賞で早目の立ち回りをして敗れた分、日本ダービーでは脚を溜めにいった感じだが、内伸び・前残りの馬場で位置取りが後ろになり過ぎ、結果5着までと差し届かなかった。力はこのメンバーでももちろんトップクラスだし、パワーがあって多少馬場が荒れていても問題ない。こちらも上位争いは必至。

 マイネルフロスト(牡3、美浦・高木登厩舎)は毎日杯を制し日本ダービーでも3着に入った。枠順など有利な材料はあったが、この結果は立派。一夏を越したここでも上位争いが期待される。

 ハギノハイブリッド(牡3、栗東・松田国英厩舎)は京都新聞杯を制して日本ダービーに挑んだが、結果は13着と惨敗。まだ良化途上だっただけに、この敗戦は単なる能力負けではない。条件は今回の方が良さそうだし、ここは巻き返しが期待される場面。

 ショウナンラグーン(牡3、美浦・大久保洋吉厩舎)は青葉賞を制し、日本ダービーでは0.5秒差の6着(上がり最速)。高い能力を持っている。タイプ的に今の新潟は合っていそうだし、仕上がり次第では上位争いが可能だろう。

 その他、日本ダービー4着のタガノグランパ(牡3、栗東・松田博資厩舎)、青葉賞2着のワールドインパクト(牡3、栗東・友道康夫厩舎)、重賞でも堅実なクラリティシチー(牡3、美浦・上原博之厩舎)なども上位進出を窺う。発走は15時45分。

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