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トゥザワールドの追い切りに騎乗した川田「言うことのない動き」/セントライト記念

デイリースポーツ
  • 2014年09月18日(木) 12時00分
 ダービー5着以来となるトゥザワールドの最終リハは、川田を背に栗東CWでクラージュドール(4歳1600万下)と併せ馬。4馬身追走から徐々に差を詰めると、直線は内へ。鞍上の右の肩ムチを合図に矢のような末脚を見せ、6F81秒7-38秒2-11秒6で2馬身半の先着を果たした。

 主戦は「2週前にも乗せてもらったのですが、その時よりガラッと良くなり、春のいいころの感じに戻っています。言うことのない動き」と絶賛。池江師も「もともと完成度は高かったが、芯が入ってきた。動きも良くなったね」と好感触だ。

 皐月賞2着を含めて春は無冠に終わり、川田は「ダービーは僕の導き方が良くなくてああいう結果になった。本当に申し訳なかったです」と唇をかむ。今後は、ラスト1冠の菊花賞(10月26日・京都、芝3000m)に向かうことが濃厚。「何の心配もなくトライアルに行ける」と力が入る。実りの秋に向け、まずは白星発進を狙う。

 ステファノスは初コンビの三浦を背に栗東CWで併せ馬。5馬身ほど先行するメテオライト(5歳500万下)を力強く抜き去り、4馬身先着した。6F80秒3-37秒6-12秒2。鞍上は「息遣いが良く、乗り込まれているという感じ。久々とは思えなかった。十分に好走できる。内回りなのでリズム良く運びたい」と、皐月賞5着馬への実戦騎乗を楽しみにしていた。

提供:デイリースポーツ

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