阪神11Rの第32回
ローズステークス(GII、3歳牝馬、芝1800m)は2番人気
ヌーヴォレコルト(
岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒0(良)。1馬身1/4差2着に15番人気
タガノエトワール、さらに1馬身1/4差で3着に9番人気
リラヴァティが入った。
ヌーヴォレコルトは美浦・
斎藤誠厩舎の3歳牝馬で、
父ハーツクライ、
母オメガスピリット(母の
父スピニングワールド)。通算成績は7戦4勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着
ヌーヴォレコルト(岩田騎手)
「
オークス馬として恥ずかしくない競馬を、と思っていました。春から(馬体重の)数字はあまり変わっていませんが、中身が詰まって瞬発力も加わって、手応え良く回って来られました。いい位置につけて突き放す強い競馬だったと思います。この走りが出来て、無事にGIを迎えてくれればいい結果が出ると思います」
(
斎藤誠調教師)
「秋初戦ということで少し気負っていましたが、能力でカバーしてくれました。馬体重も直前輸送でしたし、許容範囲でした。この後は栗東に滞在するので、本番は
オークスくらいの体重で出られるでしょう。馬が大人になって成長した姿を見せられましたし、いい競馬が出来ました」
2着
タガノエトワール(小牧騎手)
「返し馬でいい感触を持ちましたが、レースでも未勝利を勝ったばかりのパワーではありません。このメンバー相手でも道中ついて行けましたし、相当力はあります」
3着
リラヴァティ(松山騎手)
「最後の勢いは4着馬(
ブランネージュ)の方が上でしたが、よく盛り返してくれました。ある程度前でと考えていましたし、スムースに運べたのが良かったですね」
4着
ブランネージュ(秋山騎手)
「じりじりと伸びていました。春より馬が良くなっていますし、本番が楽しみになりました」
5着
ヒルノマテーラ(田中勝騎手)
「道中もうまく行きましたし、権利を取れるかと思いましたが...」
6着
レッドリヴェール(福永騎手)
「落ち着いていましたし、道中の感じも悪くなく、あとは追い出すだけという手応えでしたが、伸びが他の馬と一緒になってしまいました。すんなりとした流れが良くなかったのか、もっと窮屈なレースがいいのか、よく分かりません」
7着
レッドオリヴィア(
武豊騎手)
「今日は、メンバーも斤量も違いますから。自己条件なら十分通用すると思います」
8着
アドマイヤアロマ(和田騎手)
「ゲートで立ち上がって、スタートで後手を踏んでしまいました。最後に詰め寄っているだけに痛かったです」
ラジオNIKKEI