唯一の関西馬が追撃をしのぎ切った。2番人気の
スペシャルウィーク産駒オルロフ(牡、栗東・鮫島)が2分5秒9のタイムで快勝。内枠から主導権を取る形に。道中は一団の展開で直線を向いて横一線の攻防になったが、最後まで先頭を譲らなかった。3/4馬身差の2着は道中で押し上げて力強く脚を伸ばした8番人気の
チャビアール、さらに鼻差の3着には6番人気の
アルターが続いた。なお、1番人気の
ドラゴンストームは好位追走から直線半ばで脱落。6着に敗れた。
終始マークされる厳しい展開にもしぶとく粘った。「(ハナに)誰も行かなかったので。最後までスムーズに走れましたね」と川田。鮫島師も「きょうは運が良かった。まだ太いし、さらに良くなると思う」と成長を楽しみにした。
提供:デイリースポーツ