スマートフォン版へ

ワンアンドオンリーの追い切りに跨った小牧は「心と腕がシビれたよ」/神戸新聞杯

デイリースポーツ
  • 2014年09月25日(木) 12時00分
 午前9時前に行われたダービー馬ワンアンドオンリーの最終追い切り。栗東坂路には同馬の関係者だけではなく、報道陣、他陣営など、数多くの視線が注がれた。

 小牧(レースは横山典)を背に、2週続けてダノンマックイン(6歳1000万下)と併せ馬。先行する僚馬を射程圏に入れ、残り1F手前でスパート。手綱をしごかれ、左の肩ムチが入るなどハードな内容。全身を使って躍動し、4F53秒8-39秒8-13秒2をマークした。

 併走馬に半馬身遅れたが、橋口師は意に介さない。「ダービーの時もラスト1Fは13秒台(13秒3)。全体が55秒台でラストも13秒台後半とかなら、心配もするけどね」と淡々と語る。「この馬はそこまで追い切りで動く馬じゃない。これで十分」と力強く言い切った。

 手綱を取った小牧も、ダービー馬の資質の高さを肌で感じた様子。「心と腕がシビれたよ」と、思わず笑みを浮かべる。「ハミがかりがいいし、バランスがいい背中だね」と賛辞を惜しまない。

 春は在厩しての調整。放牧を挟んでの実戦は今年初となる。ただ、仕上げに不安は皆無だ。担当の甲斐助手は「春と比較すると体に丸みを帯びてきました。春より食欲がすごい。追い切り後もカイ食いの心配がない。もう十分に力を出せる仕上がりですよ」と前を向く。

 菊花賞に向けた大事な秋初戦。師は「ダービーの時の出来にある。いい体調で出られるのは間違いない」と自信を見せた。V発進を決めて2冠制覇に王手をかける。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す