スマートフォン版へ

ワンアンドオンリーがV、横山典「このあとまたアップしてくれる」/神戸新聞杯

デイリースポーツ
  • 2014年09月29日(月) 12時00分
 菊花賞最終トライアル「第62回神戸新聞杯・GII」(芝2400m)は28日、阪神11Rに16頭で争われ、ダービー馬ワンアンドオンリー(栗東・橋口)が、単勝1・6倍の圧倒的1番人気に応え、秋の始動戦をきっちりと勝ち切った。道中はじっくり後方を追走。4コーナー手前で大外から一気に進出すると、早くも先頭を射程圏にとらえる。直線で抜け出しを図るが、外から8番人気のサウンズオブアース(2着)が強襲。勢いでは完全に不利だったが、そこからがダービー馬の真骨頂。最後は力でねじ伏せるように頭差でゴールを駆け抜けた。勝ちタイムは2分24秒4。さらに、頭差の3着には外から猛追した9番人気のトーホウジャッカル。この上位3頭が菊花賞(10月26日・京都、芝3000m)の優先出走権を獲得した。

「並んでからも最後まで抜かせなかった。大したものです」と横山典はパートナーをたたえた。豪快なロングスパートに「(長くいい)脚を使いましたねえ。ローカル競馬並みに早くから動きました」と笑顔をのぞかせた。

「いや〜疲れたよ」。わずか頭差の接戦に橋口師は肝を冷やした様子。「負けパターンですよね。ダービー馬だから勝たなイカンと思っていたから。でも勝利は勝利。意地を見せた」と安堵(あんど)した。

 もちろん、次は菊花賞へ。「距離が延びても掛かることはない」。橋口師がそう言って長丁場の適性を口にすれば、横山典も「使って良くなるタイプ。このあとまたアップしてくれると思う」と上積みを強調した。2冠へ、そしてその先に見据える海外遠征をにらみ、ダービー馬が王道を突き進む。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す