条件が阪神ダート2000mとなって8回目を迎える
シリウスS。昨年は53キロの3歳馬
ケイアイレオーネが制したが、今年も混戦模様で各馬のハンデや状態が大きなカギとなりそうだ。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■10/4(土)
シリウスS(3歳上・GIII・阪神ダ2000m)
クリノスターオー(牡4、栗東・
高橋義忠厩舎)は
平安Sを12番人気で制し波乱を起こしたが、続く
エルムSでもGI馬
ローマンレジェンドと激しい叩き合いを演じ、最後敗れはしたものの
平安Sの勝利がフロックではないことを証明して見せた。今回のメンバーでは実績上位となるし、結果を出してこれからのGI戦線に弾みをつけたいところだ。
ナムラビクター(牡5、栗東・福島信晴厩舎)は4月の
アンタレスSで重賞初制覇。重賞連勝をかけて挑んだ
平安Sで5着に敗れ、今回はそれ以来のレースとなるが、阪神ダ2000mはオープン特別を2勝している相性の良い舞台。巻き返しが期待される。
ジェベルムーサ(牡4、美浦・
大竹正博厩舎)は1番人気に推された前走の
エルムSで出遅れ、3〜4コーナーで外から捲っていったものの、そこから伸びきれず6着に終わった。なかなか重賞タイトルに手が届かないが、能力自体はここでも引けを取らないし、斤量面で恵まれればチャンスは十分にあるだろう。
その他、
マーチSを制している
ソロル(牡4、栗東・
中竹和也厩舎)、復調気配を見せている昨年の覇者
ケイアイレオーネ(牡4、栗東・西浦勝一厩舎)、近走不振も実績上位の
グランドシチー(牡7、美浦・
相沢郁厩舎)なども上位争いの候補。発走は15時35分。