1日(水)
大井競馬場(曇 良)で行われたダート
グレード競走・第48回
東京盃(JpnII)は、
JRA所属の1番人気
ノーザンリバーが差し切って勝利。重賞5勝目をマークした。
浦和の
サトノタイガーが果敢にレースを引っ張り、
JRAタイセイレジェンドが追いかけて2番手。川崎
ハードデイズナイトと
JRAドリームバレンチノが続き、縦長の馬群の中団に
JRAドリームバレンチノ、船橋
サトノデートナ、そして
JRAの
セイクリムズンと
ノーザンリバーが続く。直線残り1ハロンで
サトノタイガーを交わし
ドリームバレンチノが先頭に立ったが、これをめがけて
ノーザンリバーが一気に伸び、差し切って勝利。勝ちタイム1分10秒2、勝利騎手は
JRA・
蛯名正義。
3月の
黒船賞(高知)以来の休み明けだった2番人気
ドリームバレンチノが2着、3着争いは混戦、内から伸びた6番人気
セイクリムズンが3着。4着は4番人気
シルクフォーチュン(
JRA)、地方勢は7番人気
サトノデートナの5着が最高だった。3番人気
タイセイレジェンドは8着。
ノーザンリバーは
父アグネスタキオン、
母ソニンク(母の父Machavellian)、牡6歳鹿毛馬。
JRA栗東・
浅見秀一厩舎の管理馬。通算成績は23戦9勝、重賞は通算で5勝目となり、
ノーザンリバーはこれで11月3日に
盛岡競馬場で行われる
JBCスプリントへの優先出走権を獲得した。
レース後の関係者のコメントは以下の通り。
1着
ノーザンリバー 蛯名正義騎手
「久々でしたが、スタッフがよく仕上げてくれていい状態でした。後ろの馬に差されないよう、細心の注意を払って乗りました。ここを勝って本番へ、と思っていたのでいい形で本番に臨めます。これからこの馬も僕自身も頑張ります。応援お願いします」
3着
セイクリムズン 戸崎圭太騎手「元気がありませんでした。ここを叩いて、次は良くなると思います」
4着
シルクフォーチュン 藤岡康太騎手
「前走より返し馬がよくできて、状態の良さが伝わってきました。スタートしてすぐに挟まったのが残念でしたが、よく盛り返しています」
5着
サトノデートナ 御神本訓史騎手「道中フワフワしていて、直線でどこに出せば伸びるのか考えながら乗っていました。馬が後ろから来ると伸びるような感じで、余力を残しています。乗り難しいタイプですが、走る馬です」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI