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凱旋門賞の結果とレース後のコメント

ラジオNIKKEI
  • 2014年10月06日(月) 12時39分
 5日、フランスのロンシャン競馬場で第93回・凱旋門賞(GI・芝2400m)が行われた。日本からはジャスタウェイ(牡5 須貝)、ゴールドシップ(牡5 須貝)、ハープスター(牝3 松田資)の3頭が出走したが、今年も勝利までは届かなかった。

 20頭で争われたレースは、スタート直後からジャスタウェイが後方から4・5番手、ハープスターが後方2番手、ゴールドシップが最後方と、日本勢はいずれも後方からの競馬になった。そのまま直線に入り、ジャスタウェイは内を突き、ハープスターゴールドシップは大外から追い込みに賭けたが届かなかった。日本馬最先着はハープスターの6着だった。
 勝ったのは好位で運んだトレヴ(牝4・フランス)で、2着以下に2馬身の差をつけて連覇を達成した。勝ち時計は2分26秒05。勝利騎手はT・ジャルネ騎手。ヘッドマーレック調教師の管理馬。凱旋門賞連覇は1978年のアレッジド以来36年振り7頭目の快挙。

凱旋門賞の全着順】
 1着トレヴ(牝4・仏)
 2着フリントシャー(牡4・仏)
 3着タグルーダ(牝3・英)
 4着キングトンヒル(牡3・英)
 5着ドルニヤ(牝3・仏)
 6着ハープスター(牝3・日) 川田将雅
 7着プランスジブラルタル(牡3・仏)
 8着ジャスタウェイ(牡5・日) 福永祐一
 9着ルーラーオブザワールド(牡4・愛)
10着アルカジーム(牡6・英)
11着アヴニールセルタン(牝3・仏)
12着シルジャンズサガ(牝4・仏)
13着タペストリー(牝3・愛)
14着ゴールドシップ(牡5・日) 横山典弘
15着チキータ(牝4・愛)
16着スピリットジム(牡4・仏)
17着エクト(牡3・仏)
18着アイヴァンホウ(牡4・独)
19着フリーポートラックス(牡3・仏)
20着モンヴィロン(牡3・仏)

【レース後の関係者のコメント】(JRA発表)
ハープスター(6着)
<松田博資調教師>
「初めての経験だし、いつものパターンで負けたのだからしようがない。もう少し行けていればと思うが、終わったことを言うつもりはない。馬は良く頑張ったと思う。日本に帰って、どの様な競馬をするか期待したい」
川田将雅騎手
「いつもどおりの競馬をということで、馬はよく頑張ってくれた。これだけの大きな期待をいただいて、結果を残せなかったことは申し訳ない。4コーナーを回るときの雰囲気も良く、直線では頑張ってくれた。凱旋門賞(G1)という大きなレースで騎乗をさせていただいて、ただただ有難い気持ち。レースに悔いはない。これがハープの競馬だと思う」

ジャスタウェイゴールドシップ
須貝尚介調教師>
「世界は甘くない。厳しい競馬だった。応援してくれた皆さんには申し訳ない気持ち。人も馬も順調にきてくれたのは何よりだった。現地の関係者にも感謝したい。挑戦しなければ勝つことはないので、いつかまた挑戦したいと思う。この後のことは、日本に帰って様子を見て考えたい」

福永祐一騎手(ジャスタウェイの騎乗)>
「返し馬の感触はよかった。良いスタートは切れたが、行き脚がつかなかった。最後はじりじりと伸びてはいるので、距離は問題なかった。僕自身、凱旋門賞(G1)はワクワクしたし、乗っていて楽しかった。チャンスはあると思っていたが、なかなか簡単にはいかないですね」

横山典弘騎手(ゴールドシップに騎乗)>
「馬は頑張ってくれた。結果はしかたない。そんなに世界は甘くない。走り方は日本のレースと変わらなかったし、力は出してくれた。やれることはやった」

ラジオNIKKEI

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