注目の良血馬を退けて勝ち名乗りを上げた。4番人気の
ラブユアマン(牡、
父ステイゴールド、美浦・尾関)がセンスあふれる走りでデビューV。4番手で流れに乗って道中をスムーズにパスすると、直線半ばまで鞍上の戸崎圭は持ったまま。満を持しての
ゴーサインに、手応え通りの反応を返して抜け出した。「素直な馬ですね。切れるというより長くいい脚を使う。距離は延びても大丈夫ですよ」と戸崎圭は素材の良さを評価した。勝ちタイムは1分48秒8。GI2勝馬
アドマイヤグルーヴを母に持ち、単勝1・4倍の1番人気に推された
ドゥラメンテは3/4馬身差の2着。ゴール前で猛然と差を詰めたが、出遅れと外を回るロスが響いた格好。さらに1馬身3/4差の3着は3番人気の
ロジナン。
皐月賞馬
イスラボニータの異父弟
ステイリッチ(2番人気)は7着に敗れた。
戸崎圭は「素直な馬。切れるというより長くいい脚を使うから、自ら仕掛けて行った。距離は延びても大丈夫」とレースぶりを評価した。
提供:デイリースポーツ