14日、高知競馬場で第18回黒潮菊花賞(3歳・ダ1900m・1着賞金60万円)が行われ、先手を取った上田将司騎手騎乗の2番人気ニシノマリーナ(牝3、高知・田中譲二厩舎)が、そのまま直線に入って後続を突き放し、春の黒潮皐月賞・高知優駿を制していた1番人気ニシケンメイピン(牝3、高知・大関吉明厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分8秒9(不良)。

　さらに3馬身差の3着に5番人気アベニンレジーナ(牝3、高知・国沢輝幸厩舎)が入った。なお、3番人気ディーエスプロパー(牡3、高知・雑賀正光厩舎)は11着に終わった。

　勝ったニシノマリーナは、父ヨハネスブルグ、母タイキマリーナ、その父ボストンハーバーという血統。重賞勝利は3月の土佐春花賞以来で、3勝目。

【勝ち馬プロフィール】
◆ニシノマリーナ(牝3)
騎手：上田将司
厩舎：高知・田中譲二
父：ヨハネスブルグ
母：タイキマリーナ
母父：ボストンハーバー
馬主：西森鶴
生産者：ニシケンファーム
通算成績：25戦9勝(重賞3勝)