オークス以来の
紫苑Sで3着に逃げ粘った
マイネグレヴィル。最後は4着馬を鼻差差し返して、しぶとさを示した。その後の調整は順調だ。全休日の14日も元気に馬場入りしてダートの美浦Aコースをキャンターで軽快に流した。
「状態は良さそう。予定通りに来ている」と中島助手。「いい感じのキャンターだった」と明るい表情で話した。3カ月半ぶりのレースだった
紫苑Sでは馬体重がプラス8キロの468キロだったが、現在はさらに増えて486キロ〜490キロぐらいあるという。
「京都への長距離輸送で10キロ〜15キロぐらい減るイメージなので」と仕上がりに不安はなさそう。「前走は追い切りで全然動かなかったのに、レースではあの走りができた。まだ本気で走っていない」と叩いた上積みに期待する。
これまで重賞では
札幌2歳S、
フラワーCの2着2回。タイトルこそながいが、デビューから10戦してまだ2桁着順が一度もない。「使ってだいぶ落ち着きが出て、乗っていて楽になった。小回りコースでは崩れていないので」と虎視眈々(たんたん)の中島助手。積極的な競馬で粘り込みを狙う。
ローズSを快勝した
オークス馬
ヌーヴォレコルトは、栗東に滞在して順調に調整中。12日にはCWで時計を出し、全休日のこの日は休養に充てた。「変わらず順調にきています。カイバの食いも戻っていますし、今回はプラス体重での出走になりそう。あとは本番までしっかりと維持できれば」と小松厩務員。16日に最終追い切りを行い、2冠制覇への準備を整える予定だ。
提供:デイリースポーツ