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ヌーヴォレコルトが2冠に挑む/秋華賞の見どころ

  • 2014年10月15日(水) 18時01分
 3歳牝馬3冠レースの最終戦秋華賞。春のオークス桜花賞ハープスターを負かしたヌーヴォレコルトが2冠に挑む。前哨戦で結果が出なかったレッドリヴェールサングレアルといったところも本来の実力を発揮できれば差は無さそう。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

■10/19(日) 秋華賞(3歳・牝・GI・京都芝2000m)

 ヌーヴォレコルト(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)はオークスハープスターを下し、秋華賞の前哨戦となるローズSでも好位からあっさりと抜け出して完勝。確かに他の有力馬が前残り馬場で差しに回ったこともあるが、あの勝ちっぷりは力の違いと言っても過言ではないだろう。2冠目に王手。

 レッドリヴェール(牝3、栗東・須貝尚介厩舎)はダービー時よりもプラス10キロの馬体重でローズSに出走。状態は悪くなさそうだったが、直線では伸びる事ができなかった。いつも休み明けから動く馬だが、ステップを踏んで順調に臨む今回の巻き返しが期待される。

 サングレアル(牝3、栗東・松田博資厩舎)は前哨戦のローズSでは前残り馬場でほぼ最後方からの競馬。あれでは脚があっても届かなかっただろう。使われたことで筋肉の張りなども変わってきそうだし、阪神よりも京都向きの軽い瞬発力を持っているので、その点に巻き返す要素がある。このレースで2着に入線して3着降着となった姉ブエナビスタの雪辱を果たして欲しいところだ。

 レーヴデトワール(牝3、栗東・松田博資厩舎)はレーヴディソールの妹として常に人気を集めたものの、春シーズンはそれに見合う結果を出せなかったが、一度間隔をとって立て直された前走の紫苑Sで好位から押し切って見事優勝。きっちりと権利を獲ってきた。有力馬が後方から進む展開ならこの馬の先行力が生きてきそうだ。

 その他、秋華賞向きの脚質、レース内容が魅力のブランネージュ(牝3、栗東・藤岡健一厩舎)、先行力が光るリラヴァティ(牝3、栗東・石坂正厩舎)、バウンスシャッセ(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)、末脚の強烈さはこのメンバーでも上位のショウナンパンドラ(牝3、栗東・高野友和厩舎)辺りも馬券的魅力がたっぷり。発走は15時40分。

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