今朝15日は全休明けになるため、通常は追い切りが行われないが、10月18日(土)のレースを予定している馬はレースまでの間隔を考慮して、全休明けでも追い切りが行っている。紫菊賞に出走予定の
トーセンバジル(栗東・
藤原英昭厩舎)もそのうちの1頭。
朝一番のCWに登場して、
シーリーヴェールを追走する併せ馬。道中は1秒以上追走していたが、コーナーでの内を回ったことでその差を詰めた。ただ、ラスト1F標識の地点では、まだ2馬身ほどの差があったので、追いつけそうになかったが、追い出してからの反応はさすが。最後は1馬身ほど前に出て先着のゴール。時計は6F84.2〜5F68.6〜4F53.0〜3F38.7〜1F11.9秒。
新馬戦以来のレースとなる
ティルナノーグ(栗東・
松永幹夫厩舎)は坂路での追い切り。
ヤマニンボワラクテを追走する内容だったが、前方で落馬事故があり、ヒヤッとする場面も。ただ、追い切り自体には影響はなく、追われてからしっかりと伸びて、きっちり先着して、時計は4F54.0〜3F39.5〜2F24.9〜1F12.3秒。休み明けでも状態に関しては申し分なく、心配なのはキャリアが浅いという点だけ。
なお、
レントラー(栗東・松永昌博厩舎)の追い切りは明日16日に行われる予定。(取材・写真:井内利彰)