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【秋華賞】栗東レポート〜ヌーヴォレコルト

ラジオNIKKEI
  • 2014年10月16日(木) 17時39分
 19日(日)に京都競馬場で行われる第19回秋華賞(GI・芝2000m)に出走するヌーヴォレコルト(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)について、追い切り後の共同会見での関係者のコメントは以下の通り。

ヌーヴォレコルトについて斎藤誠調教師
「(今の心境は)緊張の中にも、馬がどんどん良くなって来てくれているので、清々しい気分ですね。ローズSの後に栗東に入ってから、思ったように馬が変わってくれました。

 (ローズSを振り返って)オークスもスタートは良かったのですが、ローズSでは逃げられるかと思うくらいの好スタートから先行できました。レースの後に岩田騎手が『次のことを考えて先行しました』と言っていましたし、収穫のあるレースでした。2歳の暮れに中京で勝った時も先行して勝ちましたし、自在性があって賢い子なので、どんな競馬でも出来ることを再確認できましたね。

 オーナーの進言もあって、なるべくリスクを減らそうということで(中間は)栗東へ滞在させることにしました。環境の変化にもこの馬なら対応してくれるだろうと思っていましたが、レース後1週間くらいは体重が戻らなくて、そわそわしている面もありました。ただ、そこから体が丸みを帯びてきて、いい方向へ向かっていると思います。夏を越えて、春に足りなかったゴーサインに対応できる瞬発力が、先週と今週の追い切りを見ているとついてきた印象です。

 春シーズンが終わって山元トレセンへ放牧に出したときに、馬を見せてもらったらその段階で460キロくらいありましたし、そこから調教と輸送で絞ってトレセンに来た段階で440キロでした。そこからトレセンでの調教をして438キロなら、しっかり体もできているのかなと。夏を越して大分筋肉や体幹のブレがなくなって、成長しているなと感じました。

 (今回の滞在では妹が帯同馬になっていますが)妹が(姉から)3日遅れで美浦から栗東に来て。デビューさせようかと思いましたが、まだ無理はできないのでそのまま美浦に戻すのですが、お姉さんにとっても、妹にとってもお互い助け合っているように見えて、非常にいい関係になっているように出張馬房でも見えました。

 この1か月は調教でも松永幹夫厩舎の皆さんにお世話になりましたし、感謝しています。1週前には松永幹夫厩舎の馬2頭を追う形で岩田騎手に乗って貰いましたが、良い動きをしていました。今朝は無理しない程度に、という指示でしたが、思った以上に動きが良くて、予定よりも早い時計が出ましたね。ただ、それだけ調子が良いのだと思いますし、上がった後もすぐ飼い葉桶に顔を入れて飼い葉を食べていましたし、心配ないでしょう。先週の追い切りで岩田騎手に乗って貰った時に『ローズSの時より良いですね』と言ってくれましたし、それを踏まえてやってきましたから、良い状態で出せると思います。

 前走のような競馬ができれば、京都の内回り2000mでもうまく立ち回れるでしょう。自在性がありますし、良い競馬になると思います。

 今までは、強い馬をどうにか負かそうと考えてやってきました。オークス馬として恥ずかしくない出来に仕上げたつもりです。追われる立場、マークされる立場ですし、他の馬も強くなっていると思いますから、頑張って貰えるようにあと何日かしっかり調整したいですね。ぜひ応援をよろしくお願いします」

(取材:大関隼)

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