京都11Rの第19回
秋華賞(GI、3歳牝馬、芝2000m)は3番人気
ショウナンパンドラ(
浜中俊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分57秒0(良)。クビ差2着に1番人気
ヌーヴォレコルト、さらに1馬身1/4差で3着に4番人気
タガノエトワールが入った。
ショウナンパンドラは栗東・
高野友和厩舎の3歳牝馬で、
父ディープインパクト、
母キューティゴールド(母の
父フレンチデピュティ)。通算成績は9戦3勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着
ショウナンパンドラ(浜中騎手)
「最後は外から
ヌーヴォレコルトが来ているのが見えたので、何とかと思いながら追っていました。スタートもスムースで理想的なポジションでしたし、内をロスなく立ち回れました。元々期待されていた馬が、夏を越してパワーアップしていましたし、調教から強くなっていると感じていました。GI馬になれましたし、これからもっと活躍してくれると思います」
(
高野友和調教師)
「最高の結果を出すことが出来、皆さんに感謝します。春シーズンの後半、カイ食いが良くなってきたところで夏を休ませ、グッと身が入ってきました。前走後は、幸い疲れもすぐ抜け、調整がしやすかったです。この秋は一つも不安なく来られました。レースではスタートも良く、ハイペースの中でいい位置取り、これで負けたら仕方ないと向正面で思いました。直線では後ろから
オークス馬も来ていて、ゴールするまでヒヤヒヤで、ゴールしてからも確信が持てないほどでした。表彰式でオーナーが喜んでくれたのを見て、いい仕事が出来たと思いました。このまま無事に行ってくれたら、これからが楽しみです」
2着
ヌーヴォレコルト(岩田騎手)
「展開的には、前が速くなって乗りやすかったです。ただ、最後は内と外の差が出たのか...。チャンスをものに出来ず申し訳ないです」
(
斎藤誠調教師)
「道中はいい感じだと思いましたが、勝った馬は空いた内へすんなり行っていましたし、3〜4コーナーで外へ出した分の差かなという気がします。プラス10キロも問題なく、馬は良かったです。これが競馬なのかなとも思いますし、今日は運が味方してくれませんでした。この後は火曜日に(一緒に栗東に来ていたこの馬の2歳の)妹と一緒に美浦へ戻して、次は様子を見て決めたいと思います」
3着
タガノエトワール(小牧騎手)
「悔しいです。勝った馬は内にいてこの馬は外でしたが、もう少し後ろで構えていた方が最後に伸びたかもしれません。絶好の位置でしたし、(自分の)気が早かったかも...。前走はあれだけ辛抱していたから最後に脚を使っていた訳ですから...」
4着
ブランネージュ(秋山騎手)
「道中は思い通りでしたが、4コーナーで一瞬ゴチャついた分でしょうか。着差を考えると悔しいです」
5着
サングレアル(戸崎騎手)
「返し馬からいい感じでしたし、終いもいい脚を使っていました。これからも楽しみです」
6着
レッドリヴェール(福永騎手)
「少し立ち遅れましたが、速い流れの中で1、2着馬を見ながら運びました。直線もいい感じで外に出したのですが、追い出してから離されてしまいました」
7着
バウンスシャッセ(北村宏騎手)
「好スタートからスムースに流れに乗って、折り合いも良く、集中して走れていました。これならと思ったのですが...。馬は一生懸命頑張ってくれました」
9着
ディルガ(
武豊騎手)
「まったくロスのない競馬でした。力は出せたと思います」
10着
セウアズール(北村友騎手)
「大外枠で前に壁を作れず、テンに余計に力んでしまいました。それでも根性のある馬で、最後までよく伸びてくれました」
ラジオNIKKEI