昨年の覇者
ダノンシャークが好気配だ。16日に行われた1週前追い切りでは福永を背にシャープな動きを披露。栗東坂路で4F52秒1をマークし、僚馬に4馬身半先着した。高野助手は「水分を含んだ馬場でしたし、いい負荷がかけられたと思う」と納得の表情を浮かべる。連覇に向けて「馬場は悪くてもこなせるが、切れ味を生かすなら良馬場の方がいい」と好天を願っていた。
京成杯AH4着の
キングズオブザサンが、重賞初制覇に向けて調子を上げてきた。大林助手は「前走も息の入りや気持ちはできていたけど、体の張りが物足りなかった。確実に良くなっています」と明るい表情。今後は
マイルCS(11月23日・京都、芝1600m)への挑戦を視野に入れているだけに「ここで賞金を加算したいですね」と力が入る。
提供:デイリースポーツ