横山典弘騎手が跨って、
菊花賞(10月26日・京都芝3000m)の最終追い切りを行った
ワンアンドオンリー(栗東・橋口弘次郎厩舎)。坂路馬場、2回目のハロー掛けの直前に
ダノンマックインに半馬身ほど先行する形でスタートした。
テンから併走して、そこそこ速いラップを刻んでいく。後半、追い比べになると、失速する
ダノンマックインに対して、
ワンアンドオンリーはしっかりとした力強い走り。時計の4F53.0〜3F39.2〜2F26.2〜1F13.4秒は水分をたっぷり含んだ重い馬場状態を考慮すると決して遅くない数字。二冠に向け、万全の最終追い切りで仕上げることができたのではないだろうか。(取材・写真:井内利彰)