25日、東京競馬場で
富士S(3歳上・GIII・芝1600m)が行われ、中団でレースを進めた
戸崎圭太騎手騎乗の2番人気
ステファノス(牡3、栗東・
藤原英昭厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、同じく中団追走から先に前を捕らえた12番人気
シャイニープリンス(牡4、美浦・栗田博憲厩舎)をゴール前で交わし、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒2(良)。
さらに3/4馬身差の3着は、5番人気
レッドアリオン(牡4、栗東・橋口弘次郎厩舎)と3番人気
ロサギガンティア(牡3、美浦・
藤沢和雄厩舎)の際どい争いとなったが、
レッドアリオンがわずかに先着。ハナ差で
ロサギガンティアが4着となった。なお、1番人気
ダノンシャーク(牡6、栗東・
大久保龍志厩舎)は7着に終わった。
勝った
ステファノスは、
父ディープインパクト、
母ココシュニック、
その父クロフネという血統。初の東京コース、初の古馬相手といったハードルを見事に乗り越え、初めての重賞制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ステファノス(牡3)
騎手:
戸崎圭太厩舎:栗東・
藤原英昭父:ディープインパクト母:ココシュニック母父:クロフネ馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
通算成績:10戦4勝(重賞1勝)