シングウィズジョイは栗東坂路で
アドマイヤロケット(2歳未勝利)と併走追いを行った。手は先に動いたが、一完歩ごとにス
トライドを伸ばす。4F56秒1-40秒1-12秒2で1馬身半先着した。
友道師は「先週しっかり追い切った。仕掛けた程度ですが、これで十分。反応は良かった。とにかく手がかからない馬。初めての関東への輸送をクリアしてくれれば」と状態面に太鼓判を押す。
前走の
野路菊Sは負けて強しの内容で2着。2歳戦において3戦のキャリアもアドバンテージになる。「長めの距離がいいと思うが、東京のマイルなら速い上がりにでも対応できる。左回りも経験してますから」と牝馬限定戦なら譲れないという意気込みだ。
軽い脚部不安でいちょうSを回避した
アールブリュットだが、その影響を感じさせない動きを見せた。美浦Pをラスト重点に単走で追われ、シャープな走り。5F66秒1-38秒3-11秒7をマークした。「伸び伸びと、いい感じでしたね」と斎藤助手はうなずく。函館の新馬戦Vは大物感が十分の内容だった。「レースぶりから東京は合うと思う。楽しみな馬」と力を込めた。
提供:デイリースポーツ