スマートフォン版へ

トーセンラーで連覇狙う武豊「昨年もすごく状態は良かったけど今年もいい」/マイルCS

デイリースポーツ
  • 2014年11月20日(木) 12時00分
 朝一番の栗東坂路。蹄跡のない整地された馬場に、僚馬と並んでトーセンラーが真っ先に姿を現した。最終リハは、武豊を背にマトリックスコード(4歳1000万下)との併せ馬。序盤は意識的にゆったりと運んだが、人馬の呼吸は全く乱れない。残り1F手前で鞍上が軽く促すと、体を沈めて瞬時に反応。最後までノーステッキのまま4F53秒5-39秒2-12秒2をマークし、一気に1馬身半突き放した。

「前の1頭を見ながら、ラストは馬の反応を確かめてほしいということだった。目いっぱいやらなくていいということだったし、指示通りに乗れましたね。状態の良さを感じた」。武豊は納得の表情を見せる。昨年と同じく、京都大賞典3着をステップに参戦。「(着順は同じでも)大賞典の内容は、今年の方がいいですからね」と期待は大きい。

 連覇へのテーマは馬への“優しさ”だ。追い切りは、2週連続で馬場のいい朝一番の坂路を選択。2週前リハの5日には、体重の軽い新人騎手の小崎を騎乗させた。藤原英師は「今の坂路は馬場も悪いし、負荷をかけ過ぎないようにな。1つ年を取ってキャリアも積んだし、優しめに、馬の気分を損ねないようにつくってきた」と説明。微妙なさじ加減を加えながら、心身ともに万全の態勢を整えてきた。

 鞍上も「昨年もすごく状態は良かったけど、今年もいい」と手応えを口にする。[4-2-4-1]と京都で圧倒的な好成績を残すパートナーに「この馬のベストパフォーマンスが昨年のこのレース。一番合っているのが、この舞台だと思う。大きなチャンスを持って挑める」と力を込めた。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す