クラージュシチーは難波(レースでは戸崎圭)を背に栗東CWで最終リハ。抜群の手応えで直線を向いたが、前を行く他厩舎の3頭併せに進路が窮屈になるアク
シデント。それでいながら6F78秒4-36秒9-12秒3の猛時計をマークしてみせた。「能力はあるけど、まだ完成されていない馬。ダメージがなければいいんだが…」と高橋忠師はやや心配顔。「もまれたらどうなるかとか、分からないことも多いからね」と半信半疑だった。
前走レコードVの
グリュイエールは、栗東CWで
ルペールノエル(4歳障害オープン)を4馬身ほど追走し、上々の手応えで4馬身先着。豪快なアクションを披露して、6F84秒1-38秒0-12秒1をマークした。手綱を取った岩田は「落ち着きがあってドッシリとしている。抜け出してからフワついた前走がレコード勝ち。能力はあるのでここでも」と前を見据えた。
提供:デイリースポーツ