今年の
京成杯を快勝した
プレイアンドリアル(牡3、川崎・
河津裕昭厩舎)が、11月18日付で引退したことがわかった。21日、神奈川県川崎競馬組合より発表された。
同馬は2013年8月に北海道・田部和則厩舎からデビュー。3戦目からは
中央競馬に挑戦し、東京スポーツ杯2歳Sで後の
皐月賞馬
イスラボニータとクビ差の2着(この後現在の河津厩舎に移籍)、明け3歳1月の
京成杯優勝と活躍した。
これにより
皐月賞・
日本ダービーの出走規定をクリアし、地方所属馬初のクラシック制覇が期待されたが、
京成杯の後に右前脚繋靭帯炎を発症。
皐月賞を回避して
日本ダービーのみに目標を絞ったものの、回復の兆しが見られずこれも回避することとなった。その後も症状が改善することはなく、復帰を断念しての引退が決定した。
今後は北海道恵庭市のすずらん乗馬クラブで乗馬になる予定。
【プロフィール】
◆
プレイアンドリアル(牡3)
厩舎:川崎・
河津裕昭父:デュランダル母:シルクヴィーナス母父:ティンバーカントリー馬主:岡田繁幸
生産者:森牧場
通算成績:5戦3勝(
JRA重賞1勝)
主な勝ち鞍:2014年
京成杯(GIII)