「2歳新馬」(京都6R・芝1600m)
積極的な競馬をした伏兵馬が上位を独占。12番人気の
カプリチオーソ(牡、
父チチカステナンゴ、栗東・南井)がゴール前の争いから抜け出し、1分35秒5のタイムで勝ち上がった。10番人気
バルビーナ(3着)がマイペースで逃げる展開。先行策から直線は内ラチ沿いを突いて脚を伸ばし、ゴール前できっちりととらえた。
母ミラクルロンドの異父弟に12年
アルゼンチン共和国杯の覇者
ルルーシュがいる。なお、半馬身差の2着は2番手から運んだ同じ南井厩舎の11番人気
メイショウナゴミ、さらに首差で
バルビーナが続いた。13年
香港スプリントなどを制したス
プリント王
ロードカナロアの半妹で、1番人気に支持された
ヴィーヴルはスタート直後は最後方。道中も後方を追走し、6着同着に終わった。
母にも騎乗経験がある田中博は「お母さんも気がきつかったんですが、ベストのポジションで折り合いもつきました。いつでも抜け出せる手応えだったし、しっかり狭いところを割ってくれましたね」と高評価した。
提供:デイリースポーツ