23日、京都競馬場で
マイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)が行われ、中団後方でレースを進めた
岩田康誠騎手騎乗の8番人気
ダノンシャーク(牡6、栗東・
大久保龍志厩舎)が、直線に入って内で馬群を捌きながら脚を伸ばし、中団追走から一旦先頭に立っていた3番人気
フィエロ(牡5、栗東・
藤原英昭厩舎)との競り合いに持ち込み、最後は写真判定となったが、これをわずかに制して優勝した。勝ちタイムは1分31秒5(良)。
ハナ差の2着は
フィエロ、さらに1.1/2馬身差の3着は9番人気
グランデッツァ(牡5、栗東・
平田修厩舎)となった。なお、2番人気
トーセンラー(牡6、栗東・
藤原英昭厩舎)は
グランデッツァと3/4馬身差の4着、1番人気
ミッキーアイル(牡3、栗東・
音無秀孝厩舎)は13着に終わった。
勝った
ダノンシャークは、
父ディープインパクト、
母カーラパワー、
その父Caerleonという血統。昨年の本レースでは1番人気に支持されたものの3着に終わり、それ以降も勝ち星を挙げることができず今年は人気を落としていたが、見事に接戦を制して悲願のGI制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ダノンシャーク(牡6)
騎手:
岩田康誠厩舎:栗東・
大久保龍志父:ディープインパクト母:カーラパワー母父:Caerleon馬主:ダ
ノックス
生産者:
下河辺牧場
通算成績:29戦7勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2013年
京都金杯(GIII)
【勝利ジョッキー・
岩田康誠騎手のコメント】
初騎乗でしたが、お互い呼吸が合って、展開も向いたと思います。道中はスムーズに運べましたし、直線も追い出しを我慢できるだけの余力が残っていたので、あとは
ダノンシャークを信じてゴールまで追いました。(勝敗は)帰ってくるまでわからなくて、ちょっと負けたかなとも思っていたのですが、勝ってくれました。馬に感謝したいと思います。