『netkeiba』
「熱視点」のコラムでお馴染み島田明宏氏の新刊「虹の断片(かけら)」が11月28日に発売される。
馬事文化賞作家による、渾身の競馬歴史小説で、近代競馬の草創期に生きた天才たちが出会い、刺激を与え合いながら生き抜く姿を描いた群像劇となっている。
本書を読んだ作家・伊集院静氏のコメント「この物語を読んで、若い日、競馬に夢中になり、競走馬に恋した自分を少し自慢したくなった。本書は日本人の競馬史である」
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■『虹の断片(かけら)』
著者:島田明宏
発行:産経新聞出版
発売:2014年11月28日
価格:1700円+税(税込1836円)
四六判上製(
ハードカバー)448ページ
■内容紹介
岩手の少女、斉藤すみは騎手になるため、髪を短く切り、さらしを巻いて胸を押しつぶし、男装して修業した。騎手試験に合格するも、「女性は風紀を乱す恐れがある」として、デビューに待ったがかかった……ワカタカで第1回東京優駿(
日本ダービー)を勝った函館孫作は早くから、すみの才能を見抜いていた……見習騎手のまま牝馬クリフジに騎乗し、東京優駿を圧勝した前田長吉はシベリア抑留中に病死……。斉藤すみ、函館孫作、前田長吉・・・近代競馬の黎明期を支えた天才競馬人が架けた虹とは…。