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エピファネイアが超強力メンバーを突き放して4馬身差V!/ジャパンC

  • 2014年11月30日(日) 18時25分
 30日、東京競馬場でジャパンC(3歳上・GI・芝2400m)が行われ、3番手でレースを進めたC.スミヨン騎手騎乗の4番人気エピファネイア(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)が、直線で先頭に立って後続を突き放し、最終的に中団追走から2番手に浮上した3番人気ジャスタウェイ(牡5、栗東・須貝尚介厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分23秒1(良)。

 さらに1/2馬身差の3着に6番人気スピルバーグ(牡5、美浦・藤沢和雄厩舎)が入った。なお、1番人気ジェンティルドンナ(牝5、栗東・石坂正厩舎)はスピルバーグと3/4馬身差の4着、2番人気ハープスター(牝3、栗東・松田博資厩舎)はさらにクビ差の5着に終わった。また、11番人気トレーディングレザー(牡4、愛・J.ボルジャー厩舎)は競走を中止した。

 勝ったエピファネイアは、父シンボリクリスエス母シーザリオその父スペシャルウィークという血統。今年は海外遠征も含めた春の2戦で勝ち星を挙げられず、秋緒戦の天皇賞・秋でも6着に終わっていたが、この超豪華メンバーが揃った大一番を見事に制し、昨年の菊花賞以来となるGI・2勝目を挙げた。

【勝ち馬プロフィール】
エピファネイア(牡4)
騎手:C.スミヨン
厩舎:栗東・角居勝彦
父:シンボリクリスエス
母:シーザリオ
母父:スペシャルウィーク
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
通算成績:12戦6勝(重賞4勝)
主な勝ち鞍:2013年菊花賞(GI)

【勝利ジョッキー・C.スミヨン騎手のコメント】
 非常に強い馬です。今回はそれほど速いペースではなく馬が行きたがっていて、バックストレッチでは他馬とぶつかるのではとハラハラしていました。4コーナーを回ってしばらく進んでも止まらなければ(いいところまで)行けるだろうと思っていましたが、止まるどころかスイスイと伸びてくれました。

 どんなに格の高い馬でもこの距離だと一息つかないと最後に強く追えないのですが、4コーナーまでマイラーのような勢いで走っていて、普通は最後までもたないのに、それでもなおあれだけの反応をしてくれました。これまでブエナビスタなど素晴らしい馬に乗せていただきましたが、僕が今まで乗った日本の馬の中で一番強いと思いました。

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