3日、福島競馬場で行われたラジオたんぱ賞(GIII・芝1800m)は、
横山典弘騎手騎乗の1番人気
コンラッド(牡3、美浦・
手塚貴久厩舎)が、後方待機から直線は馬場の真ん中へ持ち出すと、最後方から追い込んだ9番人気
トーセンロッキーの叩き合いをアタマ差凌いで優勝した。勝ちタイムは1分47秒2(良)。さらにハナ差の3着には7番人気
エイシンサリヴァンが入った。
勝った
コンラッドは
父ダンスインザダーク、
母ダンシングアウンティー(
その父Nureyev)という血統。半姉に00年
スイートピーS(OP)を制した
バイラリーナ(
父サンデーサイレンス)などがいる。今年4月に3戦目で初勝利。続く
新緑賞(500万下)は3着、前走の500万下(東京・芝2000m)で2勝目を挙げていた。通算成績6戦3勝。
鞍上の
横山典弘騎手は、今年
JRA重賞5勝目で、通算では84勝目。管理する
手塚貴久調教師は99年に
ベルグチケットで制した
フェアリーS(GIII)以来の重賞制覇で
JRA通算2勝目となった。横山騎手、手塚調教師共に同レース初勝利。