ブノワの右ステッキに躍動。中山9R・
黒松賞(芝1200m)は4番人気の
ゴールドペガサス(美浦・佐藤吉)が1分9秒4のタイムで2勝目を手にした。道中は2番手を追走。逃げた2番人気
マジックシャトル(5着)をかわし、差し馬の追撃をしのいだ。
京王杯2歳Sでは10着に敗れたが、デビュー勝ちした距離に戻って巻き返しに成功。なお、1馬身1/4差の2着は中団から脚を伸ばした6番人気の
キッズライトオンで、さらに1馬身1/4差の3着は接戦の末に鼻差で8番人気の
イキオイ。断然の1番人気に支持された
ヴァリアントアローは直線で伸び切れずに7着に敗れた。
田辺からの乗り代わりで急きょ手綱を取ったブノワは「直線の反応がすごく良かった。とにかくスピードがある」と目を丸くする。「前走(
京王杯2歳S10着)の千四は長かった。やはり千二がいい」と佐藤吉師。今後はス
プリント路線を歩む予定だ。
提供:デイリースポーツ