21日(日)阪神競馬場で行われる第66回朝日杯フューチュリティステークス(GI)に登録をしているペイシャオブロー(牡2、美浦・菅原泰夫厩舎)について、追い切り後の菅原泰夫調教師のコメントは以下の通り。

(レコード勝ちだった前走を振り返って)
「前回はけっこう強いレースをしてくれたので、大変喜んでいました。思ったよりも切れました。なかなかあのようなレースをする馬というのは珍しいですから、切れ味を発揮するというのは大したものです。引き続き調子も良さそうなので、また期待したいです。」

(前走から中4週、中間の調整について)
「ずっと順調に来ましたので、出来に関してはかなり上昇していると思います。」

(調教について)
「先週、今週と良い感じで、時計に関しても全く問題ありません。予定通りの仕上げをしていますので、大丈夫です。」

(入厩当初と比べての馬の様子は？)
「入厩した当初から比べると、かなりの成長度があります。馬は良くなりましたし、調教も良い時計を出せるようになってきました。落ち着きも出てきましたし、馬体もかなり張りが出てきました。全ての面で変わってきていると思います。感じとしては良いでしょう。」

(今回のレースについて)
「距離的には、1800mも1200mもいろいろと経験していますので全く気にしていません。(直線の坂について)どういう答えが出るかですが、みんな同じ条件で走りますので全く心配していません。前回の、中団から差す競馬が良いのか、先行グループで競馬をするのが良いのか、そこはゲートを出た感じでジョッキーに判断してもらいたいです。(キャリア6戦の経験は)必ず生きると思います。間隔をきちんと空けて使っていますので、心配ありません。馬も順調に仕上がりましたし、自信を持って出しているので、応援よろしくお願いします。」

(取材：米田元気)

ラジオNIKKEI