3月16日に、障害試験を受けて一発合格。その後は少し順調さを欠いてしまったが、6月に入ってからは乗り込み急ピッチ。馬体は全く太くなく、迫力ある動きを見せている。1週前の追い切りは、横山義騎手が手綱をとって、82.5-66.0-51.1-38.0秒(仕掛けて)。心配された息の乱れもなく、ラストまで余力十分の動き。直前にもう1本追えれば、万全の態勢に持っていけることだろう。特筆すべきは障害試験の内容で、スイスイ飛んで1マイル106.7秒は破格の好時計。最後までバテた様子もなく、スタミナ面も全く問題はなかった。平地の脚力(準OP)に加えて、この飛越センスなら大仕事も可能な素質の持ち主。デビュー戦から、圧勝の期待がかかる。