21日、阪神競馬場で朝日杯フューチュリティS(2歳・牡牝・GI・芝1600m)が行われ、後方でレースを進め、3〜4コーナーで外から徐々に前へ進出した
蛯名正義騎手騎乗の1番人気
ダノンプラチナ(牡2、美浦・
国枝栄厩舎)が、直線で先行各馬を捕らえて抜け出し、最後は中団の内から馬群を抜けてきた14番人気
アルマワイオリ(牡2、栗東・西浦勝一厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒9(稍重)。
さらに3/4馬身差の3着に3番人気
クラリティスカイ(牡2、栗東・
友道康夫厩舎)が入った。なお、2番人気
ブライトエンブレム(牡2、美浦・
小島茂之厩舎)は7着に終わった。
勝った
ダノンプラチナは、
父ディープインパクト、
母バディーラ、
その父Unbridled's
Songという血統。新馬戦こそ2着に敗れたものの、続く未勝利戦、
ベゴニア賞、そして本レースと一気の3連勝で2歳王者となった。また鞍上の
蛯名正義騎手は、同じく
ディープインパクト産駒の
ショウナンアデラで制した先週の阪神JFに続く2週連続GI制覇を決めた。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ダノンプラチナ(牡2)
騎手:
蛯名正義厩舎:美浦・
国枝栄父:ディープインパクト母:バディーラ母父:Unbridled's
Song馬主:ダ
ノックス
生産者:千代田牧場
通算成績:4戦3勝(重賞1勝)
【
蛯名正義騎手のコメント】
この秋のGIは全て1番人気が負けているとのことだったので、なんとかここで決めたいと思っていました。結果が出せてよかったです。
馬場が悪く内枠だったので、なんとか外に出せればと思っていましたが、道中は上手く運ぶことができ、手応え十分で4コーナーを回れました。(直線は)多分大丈夫だろうなと思いつつ、気をゆるめず後ろから差されないように注意しました。
まだまだ強い馬は沢山いますし、距離も含めて課題はありますが、ここまで順調に素質を発揮してくれています。来年もこの馬とともに頑張っていきたいと思います。