力強い伸びで上昇ぶりを伝えた。
ダッシングブレイズは栗東CWで3頭併せ。
ショウナンサアーダ、
スマートレジェンド(ともに3歳未勝利)を相手に、最大4馬身ほどあった差を一気に詰めると、直線は最内から馬なりで並びかけ、前者に3馬身半、後者に2馬身先着。6F83秒2-39秒5-11秒9を計時した。「直線まで楽な感じだった。いい瞬発力がある」。手綱から伝わる感触に、新コンビのC.デムーロは満足そうにうなずく。
「時計もちょうどいいし、予定通り。何の心配もない」。開業4年目で初の重賞Vを狙う吉村師も、出来の良さに胸を張る。仕上がり早とされる米国トレーニングセール出身馬だが、まだ成長途上。それでも「前走で決め手があるのを再確認した。賞金を加算してクラシックに乗せないといけない馬。京都の外回りもいい」と力を込めた。
年長馬を子ども扱いにした。
グァンチャーレは栗東坂路で
アーネストミノル(4歳500万下)との併せ馬で4F52秒3-37秒8-12秒0。3馬身ほど後方から追い掛け、最後は軽く仕掛けただけで3馬身先着を決めた。またがった
武豊は「いい動きをする」と笑顔。動きを見守った北出師も「状態もいいし、坂路では動くからね。前走ぐらいのゲートなら」と期待を込めた。
提供:デイリースポーツ