もう一度、ダート界のセンターポジションへ。追試と位置付けた
東海Sに
コパノリッキーは、
武豊との新コンビで臨む。
昨年は
フェブラリーSで優勝。GI初制覇を決めると、その後、
かしわ記念、
JBCクラシックとタイトルを積み重ねた。ところが、1番人気に支持された2走前の
チャンピオンズCは、出遅れたことが響き12着。続く
東京大賞典も
ホッコータルマエの前に2着と涙をのんだ。
チャンピオンズCと同じ舞台で行われるこの1戦が持つ意味は大きい。絶対王者を目指す上でも、負の記憶は断ち切っておく必要がある。「疲れもなく順調に来ていますよ。2走前は自分の形にならず不完全燃焼でしたし、前走はマークされてしまいましたからね」。送り出す村山師は冷静に分析した上で前を向いた。
15日に栗東CWで併走追いを消化し、6F85秒2-13秒2。18日にも同CWで軽く調整(5F75秒1-13秒9)して順調さを伝えた。「1F距離が短くなるのは、プラスでしょう。もまれずにスムーズな競馬ができれば、と思っています」。連覇のかかる
フェブラリーS(2月22日・東京、ダート1600m)に向けて、存在感をアピールする。
提供:デイリースポーツ