GI5勝馬の
ゴールドシップが今年初戦を迎える。1番人気に推された昨年の
有馬記念は3着に終わったが、疲れや反動は全くない。須貝師は「前走後もめちゃくちゃ元気。今は走りたくて仕方がないんやろうね。具合はいいし、中山も得意。頑張ってほしい」と期待を込める。
凱旋門賞14着以来、約2カ月半ぶりの実戦となった前走を使い、状態は確実に上向いている。担当の今浪厩務員は「カイバもよく食べるし、それが実になっている感じ。体が増えているから、汗取りカバーをつけているくらい。普段の運動も増やしているよ」と充実ぶりを強調する。
15日の1週前追い切りは岩田を背に栗東CWで3頭併せ。僚馬2頭を追走し、直線は内を突いた。手綱をしごかれると、矢のような伸びで2頭を一瞬で後方に置き去りにした。7F92秒8-37秒5-12秒5をマーク。6F77秒5は当日の一番時計だった。鞍上は「反応がいいし、体調も良さそう」と好感触だ。
春は
宝塚記念3連覇を大目標に置いている。「前走は自分から仕掛けるレースができず、悔いが残った。ここは結果を出したい」と岩田。堂々のV発進を決め、貫禄を示す。
提供:デイリースポーツ