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【TCK女王盃】(大井)〜サンビスタ、重賞3勝目を飾る

ラジオNIKKEI
  • 2015年01月21日(水) 16時40分
 21日、大井競馬場(雨、稍重)で第18回TCK女王盃(JpnIII)が1800m、8頭立てで行われ、サンビスタ(JRA)が1番人気に応えて重賞3勝目を飾った。

 レースはエスメラルディーナ(JRA)が逃げ、レッドクラウディア(大井)、直後にアクティビューティ(栗東)、2番人気のトロワボヌール(JRA)が追走。出走8頭が固まってレースを進め、サンビスタは先頭まで4馬身ほどの位置、3番人気のソーミラキュラス(JRA)はサンビスタの外側につけた。

 4コーナーの出口でエスメラルディーナレッドクラウディアが並びかけると、すぐ外にサンビスタが持ち出し、直線で抜け出すと後続に2馬身1/2差をつけて快勝。タイムは1分52秒3、初めてのコンビを組んだクリスチャン・デムーロ騎手の騎乗だった。

 2着にはアクティビューティ、クビ差の3着にソーミラキュラス、3/4馬身差の4着にトロワボヌールが入り、上位をJRA勢が独占。地方最先着はレッドクラウディア(5着)だった。

 サンビスタ父スズカマンボ母ホワイトカーニバル(母父ミシル)の牝6歳・黒鹿毛。通算20戦8勝(中央15戦5勝)、重賞は2014年ブリーダーズゴールドカップ(JpnII)、JBCレディスクラシック(JpnI)に続く3勝目。

 レース後のコメントは以下のとおり。

 1着 サンビスタ(C.デムーロ騎手)
「道中は手応え良く進むことができました。しかし、雨が降って、私のゴーグルに砂がついてしまい、真っ暗になって、前が見えずに大変でした。4コーナーでスペースが開いた時に、手応えが非常に良く、楽に抜け出すことができました。私の兄も2011年にラヴェリータでこのレースを勝っていますが、私はその時に3着だったので、今回勝てて大変嬉しいです。応援ありがとうございました」

 2着 アクティビューティ(内田博幸騎手)
「馬は悪くなく、いい感じでした。4コーナーで一杯一杯になりながらも、そこからまたがんばってくれました。今日は十分に力を出したと思います」

 4着 トロワボヌール(戸崎圭太騎手)
「今日は右回りコースで、張り気味に走っていました。やはり、左回りのほうが良さそうだと思います。本来の走りではなかったです」

 6着 エスメラルディーナ(北村宏司騎手)
「久々で馬体重の増減は+17kgでしたが、リズム良く行けて、息も悪くなく、体重増は成長分だと思います。向こう正面から3コーナーまでは自分のリズムで行って、そこからもう少し引き離すイメージだったのですが、4コーナーまで後続についてこられてしまい、差し込まれてしまいました。まだまだこれからの馬ですよ」

(取材:小林雅巳)

ラジオNIKKEI

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