25日(日)中山競馬場で行われる
アメリカジョッキークラブカップ(GII)に出走予定の
クリールカイザー(牡6 美浦・
相沢郁厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
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クリールカイザーについて
相沢郁調教師
「前走(
ステイヤーズS)は、先に抜け出したかったのですがスローペースで詰まってしまい、ストレスのたまる競馬になってしまいました。それでもここにきて、気性の難しい馬がジョッキーの指示に従うようになってきました。肉体的にも精神的にも成長してきています。
前走後は
有馬記念を使う考えもあったのですが、今年に賭けようということで一息入れて、今年はこのレースからということで調整してきました。
追い切りは先週も今週もびっしりやりました。最終追い切りは前に馬を置いて、追いかけて最後は併せる形。いい動きでしたし、デキに関しては問題ありません。
(中山芝2200mについて)去年勝った
湾岸Sのイメージでいくと、この馬に一番合っているような気がします。
湾岸Sの勝ち時計が優秀でしたからね。あのようなイメージで乗ってくれればと思います。
今年が勝負だと思っていて、オーナーに重賞勝ちをプレゼントしたいです。そして、馬は違いますが田辺騎手も僕も勝てば2連覇となるので、
ヴェルデグリーンの弔い戦と思ってがんばります」
(取材:小塚歩)
ラジオNIKKEI